2014年10月25日土曜日

SoftRock RxTx Ensemble Kit(2)

送信部の組み立ても終わり、自作ケースに収納した。プリント基板を使い、オリジナルを模造して艶消しの黒色塗装をした。ケースで注意すべき所は、アースによるループを作らない事だ。全てアースから浮かせてある。(オリジナルと同じ)


Softrock RxTx Ensemble 40m/30m/20mを実装した様子。

送信部組み立て後、不具合が発生し回収。
不具合
 1.PA段のバイアス電流が43mA。
    (基準値 55mA)
 2.g4zfqサイトの試験は、7.05Mhz
   500mW。(期待値 1W以上)  
不具合回収
 1.バイアス電流55mAに調整。
  (R41に100オーム並列に接続した)
 2.T3コイル巻き直し。
  (メガメコアの巻き方による)

メガネコアの巻き方


エッジを十分取り除く。
 
線を通す
 
楊枝で線を固定しながら、必要回数巻く
(前段階が省略してある)
この方法で巻けば、線を穴に密着させられるので、余裕を持って巻くことが出来る。 

結果

パワーが出なかった主原因であるT3コイル交換後、7.05Mhz 2.06W(1W位に抑えて使うのが良いと思う)であった。バイアス電流について色々議論が有るが、精神安定上、55mA±10%位の範囲内に入れば良いだろう。

2014年10月6日月曜日

SoftRock RxTx Ensemble Kit

 SDR Transceiver Kitを購入した。購入理由は、安価な事とSoftRockが多く出回っている為である。このKitをパソコンと組み合わせる事で、オールモード 1W トランシーバーとなる。Kitは、送料を含め$102.55(日本までの送料)である。支払いは、PayPal。注文して手元に届くまで、8日間であった。郵便物追跡は、US postのみ確認(国内追跡出来なかった)できた。PCB写真は、受信部まで組立てた状態(製作途中)。
 トランシーバー全体の構成。PCのサウンドボードは、入出力ともステレオ対応が条件。マイクとスピーカ用ドングルは、特に条件は無い(まだ、総合結線してないので、何とも云えないが)。この結線の通りであれば、PTTは画面のボタン操作。実用的な物とするには、多少、手を加える事も必要かと思う。












PCB処理ブロックは、この様になっている。製作に関するドキュメントは、細かく書いた物がHPにある。製作ドキュメントを読んでも、勉強になる。