2014年8月24日日曜日

50MHz AM TRX ケース

50MHz AM TRX Ver2基板をケースに収納。ケース本体は生基板で、上板と底板がアルミを使った。底板のアルミ板以外、廃材を活用。上板の共板としてPP板を使っているが、パンチングメタル材ではケースをエンクローズ出来ない為、PP板を使う事で、音質改善を行った。 
実装での問題は、マイクコードにRF回り込みが発生。基板のマイク入力部とマイクコネクタにパスコン(セラミックコンデンサ103)を追加した。この様な対策は、実装技術なので、回路図に現れなく、ビギナーを悩ませるかも知れないが、定石なので知っていても損はない。 

2014年8月2日土曜日

50MHz AM TRX Ver.2

50MHz AM TRXである。2012/12/17公開のTRXバージョンアップ版で、AD9850 DDS VFOを使い、1ボード化した物である。VFOは、7月公開したもので、LCDレス。受信部は、TA7853+LA1600ダブルスーパー。送信部は、TA7358を使い低電力変調し、RD06HVF1により最大キャリア4W(AM変調時 1Wキャリア出力)を得ている。送信部のバッファ段(2SC2053)出力側にT型フィルタを入れているが、スプリアス低減とQRPP対応(ファイナル段スキップ)である。バッファ段の出力は、最大キャリア出力(無変調)200mW~300mWあるので、AM変調時50mW~75mWである。VFOは、6m AMロールコールで使える様、チャンネルスイッチに50.55MHzと50.60MHzを設定した。VFOにLCDが無いが、何ら問題は起きてない。PCBは、数回トリミングした結果、ジャンパーが多いのが唯一不満。 
回路図である。終段RD06HVF1は、TS-590Sバッファ段を参考にし、ID=350mAで調整。NFB回路(470Ω+103)を入れているが、無しでも問題なく動作する筈だ。プロトタイプは、NFBなしで試験した。 
PCBサイズ 103×102。中央下の6φ穴で、7805をケースに固定(放熱)している。